雨ニモマケズ、の真意

先日の台風はすごかったですね。
みなさんのところは、大丈夫でしょうか。
うちはマンションの同じ階の人がパルシステムの発泡スチロールをしまわなかったために廊下で発泡がゴロンゴロンする音がしましたが、物的被害はありませんでした。

豪雨だったり台風だったりが来ると、
宮沢賢治の有名なやつ(認識が雑)、
雨ニモマケズ」を思い出します。

あれ、学生の頃に初めて読んだとき、
『なんででくの棒って呼ばれたいんだろ』
と思ったものです。
だって、病児がいれば看病しに行って、
疲れたお母さんがいたら代わりに仕事して、と、
前半部分でもすでにいい感じのおせっかいっぷりです。
全然でくの棒ではなさそうだし、でくの棒と呼ばれたいとは、へんなシュミだなあ~~と。

あれって、今よく考えると、たぶん
『人にありがとうって言われないような、地味な仕事をやり遂げたい』という意味なんじゃない?
と、なんだかあたらしい解釈を発見したり。

まー、人にありがとうって言われる仕事というのは、取り合いになることも多いし、
やってみて、意外とありがたがられない、っていうかむしろ、裏目に出ちゃって迷惑がられた。みたいなことも、人生いろいろやってればそりゃあるわけで。
なにより、やりたいという動機の部分に、『ありがとうって言われたい』というのが入ってしまうのは、あんまりよい結末にならないことが多いし、
そもそもの動機としてありがとうと言われたいというのは、人のためというよりは、自分のための行動ということになってしまいます。

だからこその『みんなにでくのぼうとよばれ ほめられもせず(略)そういうひとに わたしはなりたい』なんだろうなー。
と思う嵐の後なのでした。

宮沢賢治

突然の宮沢賢治